こんにちは。
リブレクト代表の崔です。
ここ数日、都内の新型コロナウィルス新規感染者が立て続けに2万人前後を記録しており、もはや感染を防ぎきるのが難しくなってきた感がありますね。
これだけ新規感染者が出ておりますが、第5波の時と比べると街中の人出は多く、不動産売買のお問い合わせは年明け以降着実に増えてきております。
例年1月末は年間の中でも最も不動産市場が動くタイミングではありますが、その流れは今年も例外では無いようで、2週間前程から在庫物件への購入申し込みも急増しており、購入希望のお客様への物件紹介が慌ただしくなっております。
特に、
今月に入り、不動産の売却相談、売却査定の案件が急激に増えてきました。
年末年始には家族や親族がコミュニケーションを取る機会が増えますので、年明けは例年必然と言ってもいいほど不動産売却のご相談が増えるのですが、今年は件数の増え方がすごいですね。
当社では主に練馬区と、隣接している中野区、板橋区、豊島区、新宿区(ほぼ隣接)を中心に売却相談・売却査定を行っておりますが、今月は先月、先々月の3倍以上のご相談が入っており、毎日どこかのお宅にご訪問させていただきながら売却査定のご提案を行っている状況です。
(売却査定をリモートで完結させることは難しいので、感染予防対策を徹底しながらお邪魔させていただいております。)
■売却査定が増えると不動産の価格は下がる?それとも上がる?
不動産価格の相場は需要と供給のバランスによって決まります。
不動産に限ったことではありませんが、
市場に流通している物件が少なくなると、需要に対して供給が減りますので、相場より少し高い販売価格の不動産が売れ始めます。
逆に、市場に流通している物件が多くなると、相対的に供給に対して需要が減りますので、相場より価格を下げないと早期の売却は難しくなります。
今現在売却相談・売却査定が増えているということは、今後市場に流通する物件が増えるということを意味しますので、この先1カ月~半年の間に新たに市場に流通する物件が増えていく流れになる見込みです。
では、市場に流通する物件が増えるので、今後不動産価格は現在の上昇基調から落ち着く、または下がるのか?という疑問が湧きますが、そうとも言い切れないのが正直なところです。
現在の都内の不動産相場は、新型コロナの感染が始まった頃からも緩やかに上昇しておりますが、その要因は主に“おうち時間”の増加による住宅需要の増加と、ウッドショックや半導体ショック、原油高等で建築費が上昇していることと言われております。
今後市場に流通する不動産が増えた場合でも、建築資材や住宅設備の供給が追い付いてきて建築費が下がる動きになるまでは、不動産価格が下がることは期待できないかもしれません。
新たに住まいをご購入される場合、出来るだけ安い時に買われたいとお考えになるかと思いますが、向こう数カ月単位では、よほどの天災事変が起きない限り相場は下がり難い状況かと思います。
今現在住まいのご購入をご検討されている方には、是非ご自身のタイミングで良い物件に巡り合っていただきたいと思います。
タイミングの見極め方にお悩みの方は、是非一度当社までお気軽にご相談くださいませ。