こんにちは。
リブレクト代表の崔です。
私ごとですが、
コロナ過の巣ごもり需要に乗っかりまして、3カ月くらい前に自宅のテレビを買い替えたのですが、有機ELのテレビってすごく奇麗ですね。
店内に設置した大型モニターも同じ有機ELテレビなのですが、使ってみてとても良かったので自宅にも導入してみたところ、色の再現性が高いと3D映像でなくても臨場感が凄いようで、グルメ番組を見ると映った食べ物を無性に食べたくなりますし、旅番組を見ると同じ場所に行きたくなります。そして、素敵なお宅のインテリアを見ると真似したくなります。
最近はもっぱらYouTubeにアップされてる素敵な住まいのルームツアー動画を見てますが、キレイな映像を見ていると、いつかまた素敵な住まいを建てたいという衝動に駆られますね。
幸い住宅を仲介する仕事をしておりますので、感性を磨いて、お客様にも素敵な住まいをご提案できるようにしたいと思います。
さて、今回は「見た目に素敵なマイホーム」を作るためのポイントである②インテリアの統一感について、少し詳しく掘り下げていきたいと思います。
インテリアに拘った住まいって素敵ですよね?
テレビや雑誌等で紹介されている住まいや住宅展示場などにあるモデルハウスを見てみると、それぞれコンセプトは違うものの、どれも素敵なインテリアになっていて、つい見惚れてしまうことがあると思います。
「こんな素敵な家に住んでみたい!」
とは思うものの、何をどうしたらそんな家が作れるのかに悩まれる方も多いではないでしょうか。
そんな方に少しでもお役に立つべく、インテリアを素敵に魅せるためのコツについて書いていきたいと思います。
素敵なインテリアの共通点
①コンセプトがはっきりしている
②カラーの配色とバランスが良い
③細部も妥協しない
それぞれについて詳しく書いていきます。
①コンセプトがはっきりしている
素敵なインテリアの住まいを見ると、内装デザインのコンセプトがはっきりとしていることに気が付きます。
ご自身の好みに合わせて「モダン」や「クラシック」、「アンティーク」、「ゴシック」などの年代別のスタイルから、「和風」、「北欧風」、「インダストリアル」、「エレガント」、「ラグジュアリー」、「アジアン」、「プロバンス」、「カントリー」などの地域別のスタイル、他にもそれらを掛け合わせたスタイルなどを選んでいただき、デザインのコンセプトを明確にすることは、インテリアを成功させる上で最も近道と言えます。
一旦コンセプトを決めたら、視界全体の9割はそのコンセプトに沿った設備や家具に統一してあげると、インテリアに統一感が出て、見た目がとてもきれいになります。
なので、インテリアを考える際にはまずコンセプトから決めていただくことをおススメいたします。
コンセプトを決めたら、次は色の配色を決めることが重要です。
コンセプトの段階である程度テーマに合う色、合わない色が決まってきますが、重要なのは色のバランス、トーンをしっかりと意識することです。
視界の9割を占める部分の色を、同じトーン、同じ系統の色であればで3色まで、違う系統の色なら2色までに抑えてあげると、インテリア全体が纏まります。
残りの1割くらいはアクセント的に別の色を加えてあげてもそれほど違和感は無いかと思いますが、あまり合わない色であれば5%以下に抑えたいですね。
おススメな配色バランスは、全体を6対3対1に比率にすることです。
このバランスの配色が、インテリアが単調にならず、且つアクセントも効きやすいので、近頃のデザイン住宅やカフェ、ホテル等の商業デザインにも取り入れられているのをよく見ます。
せっかく全体の統一感を意識し、配色のバランスも意識してても、そこに合わない物が少しでも入るとインテリアの質が落ちてしまうことがあります。
よくある例でいいますと、引っ越しを機にインテリアを頑張ってみたものの、以前の住まいで使ってた机やソファ、テレビボード、ラック等が目指すコンセプトやカラーと微妙に合わない。けど、そこまで変じゃないから勿体ないしそのまま使い続けよう。といったケースがあります。
既にお持ちの家具をそのまま使いたい場合は、その家具に合わせて他のインテリアも考えないと、やはりその家具だけが浮いてしまうことになります。
これまで見てきた中で、「頑張ってるのにインテリアが素敵になり切れない」という時は、殆どの場合がこれが原因な気がします。
他にも、素敵なインテリアの室内の壁に、お子様が書いた絵や作品が無造作に貼られているケースなどもありますが、せっかく飾るのであれば、是非額やケースの中に入れてあげて、素敵に魅せてあげてください。
以上、インテリアを素敵に魅せるコツ・インテリアの統一感について簡単に書かせていもらいましたが、素敵なインテリアにする上でも最も重要なのは、『拘りぬくこと』です。
インテリアコーディネーターという職業があるくらい、インテリアをコーディネートすることは大変なことですが、知れば知るほど奥が深く、楽しいことでもあります。
素敵なマイホームで快適に暮らしていただくためにも、是非インテリアにも注力してみてください。