こんにちは。
リブレクト代表の崔です。
本日不動産経済研究所より発表となった首都圏の新築マンションの上半期の平均価格が、1973年の統計開始以降過去最高値を更新したそうです。
これまでの最高値がバブル崩壊後間もなくの1991年だったことから、「バブル期を超えた!」と、早速話題になっているようですね。
ここ数年は日本に限らず世界的に新築マンション価格が高騰しておりますが、主な原因は建築資材の高騰、人件費の高騰、直近では新型コロナによる住宅需要増などが関係しているようです。
私が不動産業界に入ってから10年以上になりますが、この間にマンションの価格は上がり続けております。
思えば、この10年の間にも、何度となく「マンション価格は今がピーク」という話しや記事を見聞きしました。
リーマンショックでマンション価格が暴落する、震災でマンションの需要が減る、消費税の増税(×2回)後は駆け込み需要の反動でマンション価格は落ちる、東京オリンピックの後にマンション価格が下落する、新型コロナの影響でマンションは売れなくなる、他にも大型台風で停電するのでタワーマンションは売れなくなる。等々。
これらの予想や憶測、噂を見事に突き抜けて、マンション価格は上がり続けておりますね。
都市部のファミリータイプのマンションに関しましては、既に会社員の方には手の届かない価格になってしまっておりまして、いわゆるハイパワーカップルと言われる超共働き世帯の方でも山手線内側で新築マンションを購入されるのはリスクが大きいほどまで価格が上がっておりますが、それでもまだ売れ続けるという状況が理解しがたくなってきております。
今後、企業の業績向上とともに給与水準や物価が上昇してくれることを願っておりますが、私を含めて住宅購入世代の方たちは物価の上昇を身近に経験していない為、若干の戸惑いも感じます。
こんな時こそ、住宅の購入に向けては将来のキャッシュフローをしっかりとシミュレーションしていただくことが重要です。
当社では住宅購入をご検討されている方に向けて、ファイナンシャルプランナーによるライフプランシミュレーションを無料で実施しておりますので、ご希望のお客様は是非お気軽にお問い合わせくださいませ。